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2008年11月23日

ハッピーフライト

飛行機の安全な航行は、いかに多くの人に支えられているかをコミカルに描いた映画。

ちょっとドキッとしてしまったのは、先日のオーストラリア出張で乗った飛行機が、ちょうどB747-400。まったく同じ機種、コックピットはこうなっていたんだな~ぁと、見入ってしまいました。さらにさらに、同じ出張で別な時期に帰ってきたグループが、機体整備のために、沖縄経由で帰ってきたのも、できすぎた一致。

お客として乗る分には、いつも笑顔で接してくれるCAさんしか眼に入らないけど、実はグランドスタッフ・機体整備のスタッフ・運行管理を行っているオペレーションディレクター・空港のコントロールタワーのスタッフ・東京エアートラフィックコントロールのスタッフ。多岐にわたるスタッフがその職務を全うすることによって初めて、一機の飛行機が空を飛ぶことができる。まさに、高度文明社会を象徴する産物であることを教えてくれる映画。

私の頭の中では、「アポロサーティーン」とオーバーラップしてしまった。一つの宇宙船を打ち上げるのに、数万のスタッフのバックアップにより初めて月へと飛び立つことができた、アポロ。ひとたび緊急事態となると、バックアップ要員に非常招集がかかり、万全の体制を整える。

産業革命は、一人一人の構成要員が、勤勉であることによって成立したと、どこぞの本に書いてあったのを思い出したが。高邁な哲学書を読むより、「ハッピーフライト」を見た方が、よっぽどその意味が分かる気が・・。


2008年11月02日

Eagle Eye

さんざんテレビCMで煽っていましたので、ついつい気になって今日見に行ってきました。大がかりな設定のアクションムービーは、はやり大画面で見ないと。

カーアクション有り、派手な爆発有りの映画でした。コンピューター・ネットワーク・クラッキング、あたりが最近のハリウッド映画の定番なんでしょうか?それを、どういう切り口で提供してくれるかは、見てのお楽しみ。

ダイハード4でも中心的に描かれていたが、生活のインフラとして無くてはならなくなってしまった、コンピューターとネットワーク。もしそれが悪用されたら・・というのが、今そこにある危機として、アメリカ国民の心の奥底にあるのでしょう。

でも、この作品、悪役と味方の描き方がちょっと不十分で、「ああ、この人きっと味方だな・・」と途中まで見て分かってしまうところが残念。最後まで引っ張って欲しかった・・。

それにしても、何とか止まらないようにという、冗長性を高めれば高めるほど、止まったときのダメージが大きい?こんな時は、止まることを前提に生活スタイルを考えてみたいもの? 「そだ、キャンプ用品を買って、秋の山にでも出かけるか!」と、妙に納得してしまいました(爆)

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2008年08月24日

映画 靖国

地元の映画館で、「靖国」を上映していましたので見に行ってきました。政治家・右翼の皆さんを巻き込んで話題になった映画。

毎年8月15日になると、終戦記念日(敗戦記念日)ということで、世の中の耳目を集める靖国神社。しかし、メディアに載るのはその一瞬だけ。この映画では、その靖国神社をめぐり、反対する人・賛成する人が画面いっぱいに叫んでいる様が映し出される。監督はコメントを入れずに、ただ淡々とカットで繋いでいくだけ。当事者にとってはこんなにも深刻な問題であることをまじまじと映し出してくれると共に、彼らにとってはまだ戦争は終わっていないことを教えてくれた。

帰宅の途中、山手線の優先席に座っている、40代の真面目そうなお母さん風のOLさん。しきりに携帯電話でメールを打っている。床にもマーキングが施してある、窓にも大きく「携帯は電源を切って」のシールが、分からないはずはない。ついつい白い眼で見てしまったが。極々身近にありながらも靖国神社に目を向けようとしない私たち。第二次世界大戦で迷惑を掛けられた人たちからすれば、おまえだって同じじゃないか・・と言われるのかもしれない。

<有楽町>
有楽町

2008年07月28日

ネコナデ

何となく時間が空いたので・・・映画を見ることに。
あれこれ検索掛けたのですが 見ることに決めたのは、これ「ネコナデ」。

リストラ断行を社長から命じられている、非人間的な人事部長鬼塚太郎(大杉漣)。その鬼塚が、捨てられていた子猫に出逢うことで、本当の自分を取り戻す映画。


まぁ ネコちゃんの可愛いこと。生後何ヶ月というネコなのでしょう、よちよちとしていて、視線が愛くるしい。個人的には犬系でも・ネコ系でも、どちらも好きなんですけど。


癒し系の、肩の凝らない ボーット見られる映画でしたよ。

映画館

2008年07月04日

インディ・ジョーンズ

久々の平日の映画鑑賞でした。今日締切の仕事がようやく終わって、少々寝不足だったのですが、エイヤッ!と早々と職場を出てしまいました。

ここの所、ハリウッド映画は在りし日のスーパーヒーローのリバイバルの一環なんでしょうか?スタローンはとうとう「ランボー」を復活してしまいましたし、ハリソンフォードも負けじとばかり、インディージョーンズを復活。なんと1981年の第1作から、27年経っているんですね。ハリソンフォードもご老体、「ファイアウォール」では、青色吐息でしたが・・・。今回は、実年齢相当の役柄。見ていて安心していられました。

映画としては、娯楽映画ですね。元々がそういった映画として制作されているのでしょうから。みんなが楽しく見られればそれで良いのでしょう。個人的には、インディージョーンズシリーズは、第2作の魔宮の伝説が画面が華やかで、スピード感もあり一番良かったです。

それにしても、上映中にハプニング。映写機のランプが切れてしまったよう。10分間の中断後再上映w まぁ、映画好きの私なので、そういったハプニングも楽しいもの。映画館の方ともお話してしまいましたよw。最近の映画はワンリールで上映しているなどという事も教わりました。帰りがけに、無料鑑賞券までもらってしまい、返って恐縮してしまいました。

<夏空、後夕立>
映画を見る前、随分綺麗な青空だったのですが。見終わって表に出ると、雷を伴った大雨でした。

夏空 CIMG2502

2008年06月08日

歓喜の歌

何に対してもやる気がなく、何事にも適当な、とある町の公会堂の管理人。その管理人が、二つのママさんコーラスの団体の、大晦日のコンサートをダブルブッキングしてしまう。それぞれの団体の熱心さにほだされて、やる気の無かった管理人が徐々に変わっていく。

映画のことに関して扱ったブログは結構多い。そもそも、物事を鑑賞するということは、たいへん個人的な行為。同じ物を鑑賞しても、どの場面がおもしろかったか、どの役者がおもしろかったか、まさに十人十色。そういった意味では、ネット上の「私小説」的な展開を見せているブログにはうってつけの内容。そういった意味では、あらすじだけを延々と書いては、ブログの読者にとってあまり有益なこととは思わない。むしろ、まったく個人的な視点で、その作品を切り取ることができるかを考えた方が有益、というのが私のスタンス。

今回の「歓喜の歌」はとりわけ「ささやかな日常」を取り扱った映画。世界が終わるというわけでもなく、スパイが大活躍をするわけでもない。登場人物も、むしろ日々の生活の中で汲々としているような人々。なかでも「北京飯店」の女将は、旦那が入院し店の切り盛りに、まさに汲々としている。けど仕事の合間、コーラスの練習だけは欠かさない。「あそこに行くと、忙しいのは私だけでないことがわかるから」のだそうだ。そんな庶民のささやかな歓びを、コミカルに描いた映画。

どの登場人物もそれぞれ生活を抱えている。悩みや苦しみも少なくない。けど、日々の忙しさに一歩下がるのではなく、むしろ半歩前に出ることで、少しでも日々の生活をよりよい物にしようとしている。そんな等身大の登場人物にこそ、我々は励まされるというものなのかもしれない。


実は、私がこの映画を見たかったのは、もう一つ理由がある。私の居住している埼玉県北の地区で、映画の撮影があったから。地元からもエキストラが動員されたそうで、私が見た映画館でも、後ろの席のおばあさん達が、画面を見ながら、「ほらほら・・あれあれ・・**さんちの**さん」とおっしゃっていた。地方の映画館ならではの光景、映画の進行に沿っての会話なので、うるさいということはなく、むしろ、観客と映画一帯となった感じ。むしろほのぼのとした雰囲気を醸し出していた。

歓喜の歌

2008年05月03日

パークアンドラブホテル(映画)

GWの初日はあいにくの雨、結構降りも強く、どうしようかとも思ったのですが、意を決して、映画を見に行くことに。といっても、特に見たい映画があったわけではありません、私にとっては映画を見るという行為が、日常と休日のピリオドなんです。

適当にヨサゲなのを探して、目にとまったのが、「パークアンドラブホテル」。下世話な感じがなんとも惹かれる物がありました。しかも、上映している場所が、渋谷道玄坂円山町・・・題名そのままの街w

ラブホテルを経営する59才の女主人艶子を演じるのは、「私は泣いています」で一世を風靡した歌手のリリィさん。

女主人の経営するラブホテルは、場末の薄汚れたラブホテル。どういう訳かそのホテルの屋上は地域に開かれた公園になっている。そんなラブホテルに訪れる3人の女性。継母になじめない高校生美香、仕事に忙しい旦那との距離感に悩む若妻月、大学の研究室勤めのラブホテルの常連マリカ。

地域に開かれたラブホテルという不思議なホテルを去来する人々、その人々を拒否することなく、やんわりと受け容れていく艶子。主演のリリィさんの何にも動じない力強さの中に、「母性」を感じました。ひょっとするとこの作品の主題は、そこにあったのかもしれません。

<靖国>
帰り道の途中で、ふと気がつくと、防弾チョッキを着たお巡りさんが。その前には、機動隊の車両が??そっと脇を通り抜けてみると。あの話題となった「靖国」を上映している映画館でした。当日券はすでに、売り切れでした。
靖国

2008年04月21日

大いなる陰謀

なかなか映画を見る時間がとれませんでしたが、ようやく日曜日がゆっくりととれました。


大学教授を演じるロバート・レッドフォード、上昇志向の若き上院議員を演じるトム・クルーズ。8年前初当選の時に自分が絶賛した上院議員が、果たして絶賛に値したのかどうか、苦悩するベテランのジャーナリストにメリル・ストリープが。3人の別々な視点が同時に進行する、オムニバス形式の映画。

若き上院議員は、膠着状態のイランでの戦いを打開すべく、アフガニスタンで新たに戦端を開く作戦を立案する。そのピーアールとしてメリル・ストリープに、作戦開始のその時間に、独占インタビューの時間を設定する。一方、その作戦の先兵に、ロバート・レッドフォードの下の最優秀の生徒が、彼の意に反して志願してしまう。

ロバート・レッドフォード監督が、今のアメリカを嘆いた作品。アメリカの若者よ、このままで良いのか?政治に興味を持て!盲目に生きるな!

という、映画だと受け止めました。ただ、アメリカの若者向けの映画??のような印象を受けました。外国人である私にとっては、ちょっと共感が薄い気が。上昇志向の政治家だったら、もう少しギラギラしていて欲しいし、有意の若い者を無駄に殺すなら、もうすこしむごたらしく殺して欲しいし・・。って、まるっきり第三者的ですけど。でなければ、もっと淡々と描いていくのも手かもしれません、いかにせよちょっとあっさり系な気がしました。

<ファンタの新製品>
ファンタオレンジが、ゼリー化してありました。シャカシャカと振って飲むのだそうです。
炭酸が・・ゼリー化? と 思いましたが、あにはからんや。炭酸の味がしました??
炭酸の味??と お思いでしょうが・・・結構美味しかったですよ。
炭酸を振るという・・逆転の発想ですw 
詳細はこちら「ファンタ ふるふるシェイカー オレンジ
fanta

2008年01月19日

世界の中心で、愛をさけぶ

ここ数日、非常に寒い日が続きますね、お変わり有りませんか?私の方は体調も何とか戻りまして、仕事の方もボチボチとこなしているところです。
さて、先日テレビで「世界の中心で愛を叫ぶ」が放映されました。小説が非常にできが良かったので期待が高かった一方で、上手く映画化されているかどうかが不安で、見るのをためらっていた映画でした。


高校時代につきあっていた女性が、白血病で亡くなるという精神的に傷を負った青年が、長い時間を掛けて、その死を受け容れていくという、「死」をテーマに扱った映画。


結婚を前にして、昔の彼女の死ときちんと向かい合っていなかった主人公。かつて病床に伏せっていた彼女と交換していた、カセットテープを使ったボイスメール。その存在に気づき、一本一本聞き返す主人公。一本聞き、また一本と。あのときあの瞬間、そこに存在していた彼女は、もういないことを再認識していく。あまりに痛々しい主人公、そこまでしないと彼女の死を受け容れることができないのか?確かに、人間は自分にとって大切な人が亡くなったとき、その死を受け容れるということは、容易なことではないのでしょう。しかし、あまりにも残酷な描写。

小説では、その主人公の苦しみを前面に打ち出すのではなく、ひたすら押さえて描写することで、その悲しみを引き立たせ、むしろ主人公の愛の深さを描き出す事に成功しています。そういった意味で、小説が「愛の物語」であったのに対し、この映画は「死の物語」であると思う。原作と映画では、あたりまえと言えばあたりまえなのですが、別物であることを教えてくれました。

<今日は久しぶりに、神保町まで>
少々用事があり、神保町まで行ってきました。しばらく来ていませんでしたので、あちらこちら随分様変わりです。でも、お気に入りの、書店は相変わらず、そこに鎮座していました。
田村書店

2007年12月18日

見積もり  ・・と <小さな恋のメロディ>

今年度の物として計上しておいた、クライアントPCの購入。併せて、サーバの設定変更も業者にお願いすることに。

出入りの業者と打ち合わせをしたあと、見積もりが送られてきました。クライアントPCの見積もりは具体的でよく分かるのですが、サーバの設定変更の作業の見積もりが、会計の部門から突っ込まれてしまいました、「これっていったい何なの?」って。事前の打ち合わせなども、その見積もりに計上されている物ですから、自体は複雑。

まぁ、コンサルタント料と言うことだと思うので、会計の部門には、何とか支出してもらうつもりですが、困ったのが、打ち合わせが、単なる打ち合わせだと言うこと。会計の部門に言わせると、サービスを売るのがコンサルタントなのだから、最後に文面化するなどするのが当然、とのこと。

会計の部門の方は銀行出身の方。目に見えないサービスを売り買いする場合は、契約時にきちんとその内容を、文面化することが大切とのこと。まぁごもっともですが、PC関係の業界では、あまりそういったことがないような感じ??よく分かりませんが もう少し調整が必要なようです。

<小さな恋のメロディ>
大昔に、リバイバルで見た映画。子どもながらに結構感動しました。こんな物も有るのですね。

2007年12月08日

北京ヴァイオリン  息子の自立

土曜日だというのに相変わらずお仕事です。まぁ午前中だけでおおむね終わりましたので、午後は少しゆっくとしながら。夕方は近くの名画座に。ここの所、中国映画を立て続けに上映しています。今日は以前から見たいと思っていた映画が上映しているので。


無学で貧乏ではあるが、息子の成功だけを願いに、ひたすら毎日働いている父親。そんな父親の愛を一身に受けた息子は、思春期を迎え、自分にとっての父親の意味というものを初めて理解する物語。


父一人息子一人、場末の料理屋の料理人の父親は、一人息子のヴァイオリンの成功だけが唯一の願い。日頃の念願が叶って、北京でのコンクールに出場が認められる。花の都の北京でさまざまな人との出会いがある。素直な性格の息子は、周囲の人からも愛されながら、良い先生からの指導も受けることができ、めきめきとヴァイオリンの腕も上達していく。

しかしその一方で、額に汗して自分のために毎日働いていてくれる父親との距離感を感じ始める。そんな折も折、先生から国際コンクール国内予選への推薦をもらうこととなる。同じ先生の元で一緒にレッスンを受けていた生徒との確執、父親の願いとは裏腹に、ますます開いていく父との距離。そんな中で、息子は自分の本当の幸せはどこにあるかを、自分で理解して決断することとなる。


なんかここの所、中国映画を立て続けに見ています。良い映画だけを配給し、しかも名画座となってのリバイバルなので、外れは無いのがあたりまえと言えばあたりまえなのですが。中国映画、ベタで良いです。真っ正面から、人間の心を描き出してくれています。

#なんか、今電話が入って、職場の後輩が、明日の当番を代わって欲しいとのこと・・・。結構頑張っている後輩なので、協力してあげなくてはならないところ。明日はこもって、ちょっとまとまったことをする予定だったんだけどな・・・

2007年11月25日

山の郵便配達 -父の人生-

永年勤め上げた郵便配達の仕事を、今日を最後に、息子に引き継ぐ父親の物語。

一度仕事に出ると、数日間、長いときには数ヶ月も家を空け、山奥を回りながら、郵便を配る配達人。仕事一筋、しばしば家を空け、息子との関係も疎遠になりがち。父親の仕事を継ぐことになった息子へと、仕事引き継ぎの最後の配達に出かける。

無口な父親と、父親の仕事のことを何も知らなかった息子。父親の配達先で、父親と地域の人たちとの交流を通し、その苦労と、仕事の価値を感じ取る。そしてとりもなおさず父親の人生そのものであることを知る。

何しろ美しかったのが、湖南省の自然。照葉樹林文化などと言われ、日本との共通することが言われる、中国南部ですが、中国にこんなにも自然の美しいところがあるとは驚かされた。中国北部では歴史上早くから、木々は伐採されつくし、埃まみれの風景が印象がある。けど、南船北馬と言いますが、南部は自然が豊かなのですね。

#有る方のプレビューを拝見していて。原題の「那山 那人 那狗」の「山 人 狗」の中国語の発音が「1声 2声 3声」であることに気づいた。そうね・・・「あの山、あの人、そしてあの犬」犬の前に、ワンクッション置いて訳したりすると 良い感じかも。

那山那人那狗

2007年11月18日

BLADE RUNNER THE FINAL CUT

ここ数日寒い日が続きますね、お変わり有りませんか?私の方は、毎日帰宅は遅いのですが、まぁ体調も回復し、順調に仕事をこなしています。今日も少し明日の準備のために少しだけ出勤しましたが、早々に切り上げ、映画を見に。


たまたま朝、ネットをうろうろしていましたら、なんとあの「ブレードランナー」が上映されているではありませんか。これはなんとしても見に行かなくてはと。

地球外極地での作業用に開発された人造人間(レプリカント)を排除することを仕事とする、ブレードランナー(ハリソンフォード)。レプリカントとブレードランナーとの戦いを通し、人間性とは何かを描き出した作品。

寿命が4年に設定されているレプリカントは、寿命を延ばすべく、地球に舞い戻ってくる。しかし、地球はレプリカントの侵入を許さない。排除すべく命をうけたブレードランナーは容赦なく、レプリカントを排除する。しかし、レプリカントとの戦いに傷つき、命を失おうとする瞬間、そのブレードランナーを助けたのは、ブレードランナーがねらっていたレプリカントであった。

真の人間とレプリカントとの差異の中に、奇しくも真の人間とは何かが描き出される。私の目には、むしろレプリカントの中にこそ真の人間性を見た気がするのだが・・・。

久しぶりに、新宿の街を歩きました。ちょっと上映時間に遅れそうだったので、東口の地下街を早足で歩いてしまいました。予備校の時代にはよく雨を避けて、地下街を紀伊国屋や丸井まで歩いたものでしたが。

新宿駅

2007年11月14日

北京の恋 四郎探母

11月14日は埼玉県民の日、と言うわけで今日はお休みでした。ここの所、ようやくお休みがとれるのでほっと一息。来週も祝日があるので、忙しくなる12月を前に、少し英気を養っておかなくては・・・w。今日は少し用事を足しながら、おきまりの映画鑑賞。「北京の恋」という映画。久しぶりの中国映画なのでちょっとわくわくしながら銀座まで。(マイナーな映画なので上映館がほんのわずか)映画館もいつもの、東銀座のシネパトス。銀座にありながら、「場末」的な感じが非常に気に入っています。

中国の伝統芸能「京劇」に興味を持った日本人の女の子が、現地に飛び込み京劇を勉強していくなかで、日本と中国の間に今なお存在する、不幸な歴史に気づいていくという物語。

全編を流れる京劇の音楽、舞台芸術。べったりと京劇でした。学生時代に少しだけ中国語をかじったことがある私にとっては、あの中国語発音がなんとも懐かしく耳に入ってきました。映画としては少しぎくしゃくしたところがあり、ストーリーの展開などちょっと気になりました。ただ、中国に興味を持っている者にとっては、京劇が今なお生活の中に存在することを知らされましたし、北京生活もかいま見ることができ、楽しめましたが。いずれにせよ、日本と中国の間の不幸な歴史は、日本人であれば知っておかなくてはならないこと。それを中国人の立場から描いてくれた作品と言えると思います。


ちょっとびっくりしたのが、日中戦争時代の描写で、日本兵が中国人を虐殺し餃子の中に入れるという所。これは中国的だなと思いました。日本人は人を食べるという習慣がまずありません。一方中国では、文学作品の中に時々、人を食べるという描写が出てきます。カニバリズムというのだそうですが、他の国の人は分かりませんが、どうも中国には時々そういう事があるようです。

<牡蠣>
ちょっと夕食は牡蠣を食べました。「つばめグリル」というレストランなのですが、この時期は北海道から牡蠣を空輸しているとか。形は不揃いですが、丸ごと出してくれます。殻をこじ開けながら、そのまま食べるのがなんとも美味しいです。
牡蠣

2007年11月04日

BIOHAZARD III

久しぶりにお休みがとれましたので、朝からボーッと二度寝の惰眠をむさぼってしまいました。少しネットにアクセスしたりしながら、少し前に買ってきた本などの頁を繰りなどして、ようやっとの事でお昼過ぎに表に出ることに。

久しぶりに映画を見ようかと、近くの映画館の番組表をチェックし、バイオハザード3を見ることに。3作目なのですが、このシリーズを映画館で見るの初めて。

まぁ、人間の恐怖心を逆なでするような、まさにホラー映画。いっぱい驚かせていただきました。映画としては、可もなく不可もなく。まぁ、それ程感動を味合う映画ではないのでDVDでも十分かとも思いますが、やっぱり大きな画面が映画の醍醐味という物。あの限定された空間と時間・・、気分転換にはもってこいです。

映画が終わって、帰りに立ち寄ったのが、中華料理のお店。場末のお店なのですが、どうも在日の方が経営してるよう。たぶん北京あたりの方なのでしょう、メニューがそんな感じでした。水餃子が美味しかったです。

北京料理

2007年09月19日

エヴァンゲリオン劇場新版 <自我の芽生え>

今日は日曜日のお仕事の代わりに、お休みをいただきました。アキバを回って、映画を・・・。ちょうど公開されたばかりの「エヴァンゲリオン」を見てきました。


両親の望むことに精一杯取り組もうという幼年時代を過ぎ、青年は自我に芽生える。芽生えた自我は、必ずしも両親の望みとは一致しないことに悩む、一人の青年の自立への物語。


思想界にも広く波紋を投げかけた、アニメ「エヴァンゲリオン」がこのほど劇場版がリメイクされた。ロボットアニメと言った表面的な物とは異なり、その内容の難解さは、見る人にさまざまな見方を提供してくれた。ただ、私にとっては、当初より見方は一つであった。ロボットアニメに仮託した「作者の私小説」。

主人公の「碇シンジ」君は、ロボットアニメの定番、突然人類の希望を背負わされた場面に投げ込まれる。「何で僕だけ・・」の言葉をつぶやきながら、いたい気のない少年は、必至に背負わされた責任を全うしようとする。私的には、中学受験・塾通い・**教室通いの、中高生の姿がダブってしかたがない。「本人が行きたがっているのですよね・・」の母親の期待を背に受け、果たして本当に本人は本人の意思で通っているのだろうか?母親の喜ぶ顔だけを胸に、芽生え始めてきた自我を、押し殺してはいないだろうか?

気がついてみると、この手のアニメの定番的な主題かもしれない。「ガンダム」でも、主人公は両親の影を引きずって、そこから独り立ちしようとすることが、大きなテーマとなっていないだろうか?(最終的には、両親以外の仲間を見いだし、その中に自分の存在価値を見いだしていく事になるのだが。)

小学生から高校生あたりの日本人が、自我に芽生え両親から自立していくという過程を、主人公の視点から描いている「私小説」的な作品と言っても良いのではないだろうか?(濃厚なラブシーンもないし、シンジ君の保護者的な「みさと」さんは、シンジ君にとっては、彼女というより母親的な色彩が濃い。ここいらへんの、設定はたぶん原作者の実体験が反映されているのではないかと、想像する)

しかし今回の劇場新版では、最後の場面で、どうも敵対する、「他者」が現れそう。もし、そうだとすると、「シンジ」君にとっては、両親と自分自身という、観点以外が現れることとなる。果たして、この「他者」はシンジ君にどの様な試練を与えてくれるのだろうか?次作が期待される。


<ザコン>
アキバのザコン、閉店です。なんとも感慨深いです・・。それにしても、アキバの変貌も目を覆うばかりです。何というか・・、去勢されてしまったというか、スッキリさせられてしまったというか・・。
ザコン

2007年09月02日

映画「東京タワー」

一日仕事の予定でしたが、お昼過ぎに終わりましたので、近くの映画館へ。ネットで調べてみると、前にみたかった「東京タワー」が有る様子。「東京タワー」はベストセラー小説ですでにTVでもドラマ化されている。

結婚・夫との不仲・育児・恋・生活と、若い妻は、さまざまな経験を通し、年齢を重ね、そして息子・夫に看取られながら死の床につく。ある女性の一生を、息子の視点から描いた作品。

と、まとめると、なんで「東京タワー」なのかがよく分からないが・・。作品のタイトルは、あらゆる面でその作品を象徴する物。私なりに意味づけてみると、「地方から出てきた作者にとって、朝起きてから寝るまで、何も言わずに自分をいつも見つめてくれる、母のような存在」とまとめてみたが・・。


息子にとって、母はいつもそこに入れくれる存在。何をしても、どんなに迷惑を掛けても、笑っていてくれる母。けど、その母もいつかは目の前からいなくなる日が来る。映画の中の、母は「癌」を煩い、息子の目の前で抗ガン治療に眼を覆わんばかりの苦しみの末、この世を去っていく。

幸いなことに、私の母はまだ元気である、当分死にそうにもないが。ただ、こういった作品を見ると、未だにふらふらしている、親不孝な私には身につまされてしまう。まぁ、直接迷惑掛けているわけではないが、ちょっと申し訳なくなってきたりして・・汗


お陰様で、仮設の職場からの引っ越しは無事に終わりました。これを機に、デスクの上には何も置かない決心をしました・・・(大嘘) この状態は、長くて2週間程度しか続きません・・・
デスク

2007年08月23日

映画「TOKKO」

ここの所気になっていた映画「TOKKO」を見に行ってきました。第二次世界大戦下の、「特攻」を題材とした映画。監督はアメリカの方、トロントでの映画祭で話題となり、日本でも上映する運びとなった。

特攻の生き残りである4人の日本人の証言の中に、狂信的な自爆テロとは異なる、「特攻」の生き様・死に様を、アメリカ人の視聴者の前に浮き彫りにする映画。


日本人の私にとっては、一つ一つが取り立てて特別なことではなく、少々くどく感じられるところもあった。以前にも、こちらのエントリーで書いたことがありますが、職場の以前の所属長は予科練の飛行兵でしたし、今回の主人公の一人、学徒出陣の兵隊さんも、すでに亡くなった、私の同僚の方と同じ境遇でした。(代々木の練兵場での学徒出陣の場所に、私もいたんだよと、おっしゃっていました)映画の途中から、なにか、私にとってはごく身近な問題のような気がするようになってきた。けど、画面の中の方はご存命中であるが、私の身近な方はこの数年でお亡くなりになっている。たいへんお世話になった方であるだけに、画面を見ながら、過ぎ去った年月が胸裏をよぎった。

映画の中の方々が、「家族や周囲の者にはあまり話していないんですよ・・、楽しい話しではありませんし」とおっしゃっていましたが、私の職場にいた方からも、断片的にしかお話は聞かせてもらえませんでした。今回の映画を拝見して、なにかその胸のうちをかいま見た気がしました。

戦後の記憶が遠くなる今、経験した者でない私たちは、理解することは無理だと思いますが、身近にそういった人たちがいたことは忘れてはならないと思いました。

特攻

2007年08月14日

夕凪の街 桜の国

お盆を前にして、少し時間が空きましたので、何か映画でも見るかと、ネットであれこれ検索掛けていましたら、ちょっと気になる映画。しかも、銀座シネパトスでの上映。この映画館、非常にレトロな感じで古い銀座の面影を残しているところが気に入っています。

この物語は、原爆により母・子ども・孫と3世代にわたり、大きな重荷を負わされた家族の物語。前半は、原爆投下後10年経った広島が舞台。後半は、当時小さかった息子が、定年を迎え退職するという現代が舞台となっている。特に後半は現代と過去とをいったり来たり・・。論理的というより、感覚的に紡ぎ出された作品かもしれない。


折しも世の中は、広島・長崎の被爆記念日を過ぎ、終戦記念日に向かおうとしている、暑い日が続く夏。日本人であれば誰しもが、多かれ少なかれ戦争について考える義務を背負っている、夏。個人的には、父方・母方の親戚は少し離れたところに住んでいるので、戦争のことについて聞かされたこともない。

私にとって、第二次世界大戦というのは、少し前に亡くなった職場の所属長のお話だったのかもしれない。彼は、少年飛行隊の訓練生として、基礎過程を終えてようやく一人で戦闘機を操縦できるといった矢先、満州に派遣され、そのまま終戦。シベリアでの抑留生活を送ったのだそうだ。何事にも実直、ひたすら真面目、彼の生活信条は「眼横鼻直(がんのうびちょく)」(眼は横に、鼻は真っ直ぐに。奇をてらわない、やるべき事をやるだけ)だった。経済成長のまっただ中、周囲からは無能呼ばわりをする者もいた、でも、彼の生活信条は変わらなかった。聞くところに寄ると、彼の生活信条は、極寒の地のシベリアで抑留されたときの体験から形成されたとのこと。

実際に体験しないものは、本質的にはやはり理解できないものなのだろう。今日の映画の、被爆二世三世の苦しみも、当事者でなくてはとうてい理解できないものなのだろう。いつか戦争の悲惨さは忘れ去られて、軍事力増強・海外派兵などという日もやってくるのだろう。けれど、できることならばその日をなるべく先に延ばす努力は、来るべき子どもの世代のためにしなくてはならない。

銀座シネパトス 銀座

2007年08月06日

ダイ・ハード4.0 ( Die Hard 4.0)

言わずとしれた、「ダイ・ハード」シリーズの最新作。今回も、ジョン・マクレーン刑事は、突然追い込まれた窮地に、顔をしかめながら立ち向かっていく。(けど、どうしてポイントゼロがつくのかは不明。映画も世代管理をするようになったわけではないらしい)

今回の舞台は、全米w。独立記念日を目の前にしたテロリストは、アメリカ全土を、混乱に陥れようと計画する。方法はサイバーテロ。徹底的なコスト削減の下、オンライン化されたアメリカのインフラ。テロリストのターゲットは、そのネットワークを破壊することで、アメリカ全土を混乱に陥れること。例のごとく、マクレーン刑事はちんぴらを護送するという取るに足りない使命を申し渡されるが、それがすべての発端になることはいつもどおり。「ダイ・ハード」の1作目からすでに約20年が経っている。当時幼少であった、監督は「ダイ・ハード」シリーズのファン。そのため「ダイ・ハード」シリーズをうまく引き継いでいるとも言える。勘所を押さえているといったところ。

ただ、やはり一番のネックは、ブルースウィルスが年を取りすぎたところ。つい最近もTVで1作目を放映していたが、やはり若い。体当たりの演技といった感じが良く出ている。そのブルースウィルスも、数々の作品を経て52歳。役者として円熟の域。「シックスセンス」「16ブロック」などでは、センシブな演技を見せてくれた。微妙な感情の変化の演技についつい引き込まれた。

それだけに、久しぶりに「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン刑事役はちょっと違和感があった。単に年をとった・衰えたということではない、彼にはもっとセンシブな役が似合う歳になっているという、違和感だった気がする。しっかり作られている映画であり、「ダイ・ハード」の最新作であることは間違いないが、ちょっと無理があった気がしないでもない。

#うるさいので、ブルー君へのリンクは はずしました

2007年05月21日

映画「バベル」・・・思いは届くのか?

日本の女優さんが、アカデミー賞の助演女優賞を受賞したとか・・・・上映された作品を見た方が気分が悪くなってしまったとか・・・ゴールデンウィーク前後に随分報道された作品でしたね。今日は久しぶりに午後早く仕事を切り上げられましたので、夕方の上映を見てきました。

映画以外では表現できない作品・・・、アメリカ・モロッコ・日本、それぞれを舞台として、それぞれの人間模様を描き出す。英語・スペイン語?・日本語、それぞれの場面でそれぞれレの言語が飛び交う。異なる言語の中で、意思が通じないもどかしさ。しかし、それぞれの画面は必要以上に説明を付け加えない。

すれ違い・行き違い・対立・・・・・登場人物はそれぞれの舞台で交錯する。

分からないもどかしさに、観客は振り回される・・・・、そう、ちょうど翻訳物の小説を読んでいるかの如く、吹き替えや字幕のない外国ものの映画を見ているかのよう・・・。外国人となれない外国語で、相手の言おうとしていることを、知っている単語だけの意味をつなぎながら、推測しているよう・・・。

しかも事態は次第に深刻になっていく・・・・。

けど・・・・、思いの通じ合うことができずに、やきもきしている私たち観客を、最後の場面で救ってくれたのは、言葉発することのできない、聾唖の方の仕草であることが・・・なんとも意味深いエンディングでした・・・・。

最後の場面では・・・ ヤラレタ・・・と 思わず拍手をしそうになってしまいました。

映画に対して、いわゆるハリウッド映画的な、「スッキリ」を求める方にとっては欲求不満になる作品。でも、映画好きには是非見て欲しい作品です・・・

2007年04月15日

今日はブラックホークダウン

今日の日曜映画劇場は「ブラックホークダウン」

ソマリアの首都モガディシオの街の中心に打ち落とされた、アメリカ特殊部隊を運ぶヘリ、ブラックホーク。その作戦は1時間で終わるはずだった。現場上空の偵察の実況をうけて遠隔地で、救出プログラムを指揮する司令部。敵地のまっただ中を疾走する救出部隊。司令部からの命令は、いつもワンテンポ遅れてやってくる。「その先の角を右に・・」「通り過ぎてしまった・・次の角を左に曲がってから、右に・・」結局墜落地点への到着は果てしなく遅れてしまった。

この失敗を元にアメリカは、中央集権的な軍隊の命令体系を変えようとしているとか。情報化を進めることにより、最前線の兵士にすべての情報を与え、自分で判断させることを許可するのだそうだ。一兵士がミサイルの砲撃要請をしたり、航空機の支援を要請したりする権限を与えるのだそうだ。

情報を与えるとともに、一兵士の判断力を養い即応能力を高めようとするのだそうだ。まあ、いってみれば、クライアントサーバー型から、P2P型にシステムを再編するといったところか?

まあ、どこもかしこも顔を突っ込みデモクラシーの名の下に、殺戮を繰り返すアメリカ。いったい何がデモクラシーなのだろうか?アメリカが軍事介入した国は、その後国家としての体をなしていない。

2007年03月21日

映画「それでもボクはやってない」

実はこの映画、随分前に見たものなのです。でも、なかなか感想がまとまらず、ここまで引っ張ってしまいました。

有る男性が、朝の満員電車の中で、痴漢行為をはたらいたとされ起訴される、そのえん罪に立ち向かう物語。

この作品を作ったのは、あの「Shall we ダンス?」の周防監督。痴漢という行為は許すべからざる行為であることは論を待たないが、その行為が実際にあった物なのか、誰がその行為を行った物なのか、非常に事実認定が難しい犯罪。しかし、その一方で、一度起訴されれば有罪率は99.8%。しかもその取り調べを行う日本の警察制度は、国連人権委員会からもその改善を求められている、「代用監獄制度」をいっこうにやめようとしない、警察。

要するに99.8%がはじめにありきであって、起訴した以上はなんとしても、有罪にしなくてはならないというのが、日本の警察制度のようである。

この映画にもあるが、なんと言っても被告に不利なのが日本の警察制度。証拠はすべて持って行かれてしまい、被疑者にとって有利な証拠が有ることが分かっていても、検察側はその証拠を出してこない。明らかに、警察が押収したという証言があっても、「見あたりませんでした」で終わり。

それにしても、「99.8%」というのはすごすぎ。お上の言うことに間違いはない・・・、と言うことなのだろうか?それとも、勤勉な日本人が真面目にやっていくと、こういう事になってしまうのだろうか?大きな組織は、いったん動き出すと誰も止められないのでしょうね・・。

ニーチェは「神は死んだ」と言ったけど、それ以前の状態だな~ぁ。世の中に絶対的な「善」があると信じているかのよう。かくして日本の司法制度は、中世暗黒時代なのでした・・・汗

2007年02月24日

映画「ローレライ」

雨が降ったかと思うと、急に風が吹いて、朝から寒い一日でした。どうもここ数日、体調がよろしくない。何となくだるいし、昨日から鼻水が止まらない 汗。けど、今日もお仕事でしたので、少し職場に出た後、早めに戻ってきました。寝るつもりだったのですが、TVで以前に見た映画をやっていたので、以前書いたブログからエントリーを持ってきました。(8月14日のエントリーからです)


少し仕事を早く終わらせて、映画見てきた。役所さんが出ている、ローレライ。DVDもいいけど、やっぱり大きなスクリーンはいいな・・・迫力がある。 終戦記念日ということもあり、テレビも映画も 戦争物が多いけど。この映画・・・悪くは無いけど、海外の潜水艦物の映画を寄せ集めて、ガンダムをプラスした感じ(笑)

だって・・・・シャー少佐こそいないけど「ララァ」がいるんだもの(潜水艦の物語なのに少女が付属の小さな潜水艦に乗り込み兵器の役割を果たすんです。まさに「ララァ」そのもの)・・・・とすると あの小さな潜水艦は「エルメス」か・・・・エルメス・・・・・そうか・・・電車男への伏線は ここにもあったのだな・・・・謎・・・・(ガンダムネタで済まん)


<冬の夕方に戻ってしまいました>

冬の夕日でした

2007年02月10日

映画「バブルへGO!!」

昨夜の雨も明け方にはあがったようで、目が覚めるとうららかな春の日射しが広がっていました。たぶん桜の花がほころぶ頃の季節。私の方はあいにくお仕事でして、特に忙しいわけではないのですが、それなりにお仕事を片付けて、予定の空いた夕方は映画を見に行ってきました。

お目当ての映画は「バブルへGO!!」。バブル絶頂期のスキーを描いた名作「私をスキーに連れてって」のホイチョイプロダクションの制作。まあ、コメディーであることは分かっていましたがどんな風に笑わしてくれるかが楽しみ。


財政破綻による日本経済の破綻を目前にした2007年、ひょんな事からタイムマシンを発明してしまった薬師丸ひろ子。政府の密命を受けて、1990年へバブルの崩壊を食い止めるために時間の壁を飛び越えていくという物語。

まあ、何をとってもハチャメチャ、バブルの時期そのものが、元もとハチャメチャであったようですが。そのハチャメチャな物語に、元祖「プッツン女優」の広末涼子が絶妙のマッチング。お子さんをご出産なさっても、プッツン女優、健在たるところを見せてくれました(役の上でですがw)。

ホイチョイプロダクションらしく、至る所に細かいネタが仕込んであり、たぶん何回見ても楽しめると思います。けど、いわゆるナンセンス系なのでお嫌いな方もいらっしゃるとは思いますが。個人的に一番笑ったのは、エンディングの少し前の風景のCG。ベイブリッジの脇に、屋内スキー場「ザウス」が有りました。どう笑ったかは見てのお楽しみ。


しかし、全編を貫くパロディーが世の中を茶化していればいるほど、現実から離れていくわけですが。作品を見終わって、帰宅の途中のレストランでパンフレットを読みながら、ふと思ったこと。ああもう17年も経ってしまったのだな~ぁ。あのときの自分・そしてその時から今まで時間を過ごしてきた自分。やられました・・・・、大笑いした後だからこそ、返って振り返ってしまうのですよね。深刻に現実を描くのもなかなか大変ですが、こうやってパロディーでめちゃめちゃに茶化しておいて、見る者を突き放した先に、今の現実を振り返えらせるという。監督が意図したかどうかは分かりませんか、私にはそう見えてしまいましたw

<春の日射しでした>
春の日射し

2006年12月28日

ダブルオーセブンは水戸黄門だったw

007 カジノロワイヤル

今日で仕事納め、午前中で帰ろうと思ったら、少々トラブルが発生して、結局午後までかかってしまいました。歯医者に寄ってから、映画を見に行ってきまいた。ここの所みたいと思っていた、ダブルオーセブンの、カジノロワイヤル。

なんと言ってもこの手の作品が好きなんですよね。荒唐無稽でスッキリするじゃないですか。だって、宇宙まで行ってしまうんですよ、ダブルオーセブンは。今回で、21作目になる作品、6代目のダブルオーセブンとなります。ここの所のダブルオーセブンは、非常にソフィストケーテッドされていて、しかもオシャレ。SFXを駆使して、まさに荒唐無稽でした。

しかし今回の、ダブルオーセブンは少し違いました。走る走る・・・そして走る。MI3のトムクルーズのように、ひたすら走りまくります。6代目ダブルオーセブンを演じたのは、ダニエル・グレイグ。こんなダブルオーセブンは嫌だと、物議を醸したようですが。確かに違和感はありました、ここの所のダブルオーセブンは非常にスマートな感じでしたから。

ダニエル・グレイグは個性派、悪役のロシア人かと思いましたよ。しかし、それもこれまでのダブルオーセブンを変えたいという、監督の意向を強く反映したためのようです。その意向は成功していると思います。ずいぶんと違和感もありましたが、走っているダブルオーセブンを見ていて、だんだんと引き込まれていきました。これまでの、マスコット的なボンドガールも今回は、まるで対等な感じ。まじでボンドが恋していましたし。ここの所のハリウッド映画の流れなのでしょうか、ヒューマンドラマですよね。主人公の悩みがダイレクトに伝わってくるかのようです。

個人的な落ちとしては、ダブルオーセブンは水戸黄門だった事に気がついたことです。決まった時間帯になると、ボンドが最終的な危機に陥りそれを乗り越え、ボンドガールとラブラブなシーンに入り、タイトエンドを迎える手順になっていたのですね。今回映画の流れが変わったので、始めて気がつきました 爆

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2006年12月13日

あなたは、何のために生きる?・・・「硫黄島からの手紙」

土日に働いたので、お休みをいただいたので、「硫黄島からの手紙」を見てきました。

あの「ダーティーハリー」でおなじみの、クリントイーストウッドが監督としてメガホンを取る作品。個人的には彼の作品は始めて見ます。

第二次世界大戦下、戦局は悪化する一方、アメリカの攻撃は日本の領土に迫ろうとしている。ここを攻め落とされたら、本土への攻撃を許してしまうという、太平洋の要である「硫黄島」。その硫黄島を守るために死闘を繰り広げる、日本人の苦悩を描く物語。

外国人が描く日本人の物語という点では、「サユリ」・「ラストサムライ」などがあげられるが、共通するものを感じる。何となくしっくり来ないという点である。「サユリ」も「ラストサムライ」も非常に丁寧に、日本人の生き様を描いていて、共感が出来る作品である。「サユリ」では、フランスの絵画の「ジャポネズム」を通して日本を描き出そうとしたかのような、耽美的な画像を作ってくれた。「ラストサムライ」でも日本の武士の美意識の表れである、甲冑の美しさを通して、日本人の精神世界を描こうとしてくれた。どの作品も、日本人に対して好意的に作られていることが感じ取られる。

しかし、どうしても日本人が見ると、細かいところで違和感が残ってしまう。この違和感は何かと考えた結果が、対象が日本人でないという事に行き着いた。世界の各国に日本人の生き様・死に様を紹介するのがこれらの映画の、一つの目標であろう。まあ当たり前といえば当たり前。私の違和感もそういった所に由来するのかもしれない。何らか色の付いたフィルタを通して日本を見ている感じ。そう、この感じはちょうど外国の文学を翻訳で読むような感覚。原書を読むときの様な"切れ"がない。日本語で翻訳されてしまうと、あの原文のギトギトした、えげつなさと、独特の切れが無くなってしまう。(原文といっても私が読めるのは、あんまり無いが 汗)

どうも今回の「硫黄島からの手紙」はそういったフィルタの色が気になってしまったというのが、とりあえずの感想。下馬評ではアカデミー賞にノミネートされるのではとの観測。きちんと描かれた作品だけに、是非とも期待したい。個人的にも、このあと何回となく見るであろう作品です。

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2006年11月23日

映画「プラダを着た悪魔」

先日のシドニーへの出張の折、帰りの飛行機の中で放映されていた映画「プラダを着た悪魔」。何となく途中でしたので、見に行ってきました。

ある女性が、たまたま応募したファッション雑誌の編集長秘書にどういう訳か通ってしまう。その女性がさまざまな体験をしてこれまで知らなかった、ファッション界の仕事を経験し人間として成長しながらも、本当の自分に気がついていくという物語。

まあ、嫌いではないですが、私とは縁のないお話。全編おしゃれな女性ばっかり。たぶんこんな会社に入ったら、すぐに落ちこぼれか出社拒否になってしまうことでしょう。主人公の女性は、ジャーナリスト希望の、おしゃれなどとはほど遠い女性。その女性が、おしゃれの殿堂とも言えるファッション雑誌の編集長秘書となる。初出勤から回りからは異様な目で見られ、まさに浮いている状態。慣れない仕事ながらも全力投球で食らいついていく。その結果、編集長からも信頼を得ていく。

物語の進行もさることながら、おしゃれに無頓着な主人公が、日々変化してモデルも顔負けのおしゃれな姿になっていくところが圧巻。女性とは変われば変わるものだ。まさに女性は永遠の神秘だ。でも、働く女性にとって、おしゃれとは鎧のようなものかも。無頓着な主人公が初出社して、回りの女性はビシッとキメキメな女性ばかりの中で浮いている画面。変かもしれませんが、回りの女性がまるでモビルスーツでも着ているかのように映りましたよ。ほお骨にチークをさして、少し冷たい視線で、主人公を見つめている所などは、「こわ~ぁ」って感じで。主人公に戦いを挑んでいるかのように映りました。

主人公の悪魔のような上司、あのダスティンホフマン主演「クレーマークレーマー」の離婚した奥さん役の方でしたよ。パンフレット見て知りました。随分貫禄がおつきになられた・・・汗
プラダ

2006年09月24日

夢見る頃を過ぎても ・・・「ストロベリーショートケイクス」

ちょっと都内に出ましたので、何か映画でも・・・と、思いつきで見た映画。20代半ばから後半に掛けての世代の女性を描いた映画。

絵の線が細く、感情を紡いでいく、男の私から見ると、少女漫画的な映画と感じました。登場人物の4人の女性は、少女を卒業した大人の女性。1人はデリヘル嬢・1人はイラスト作家・1人はいわゆる普通のOL・1人はデリヘルの受付。

それぞれが毎日の日常の中で、何か分からないけど毎日を頑張っている。しかし頑張れば頑張るほど、毎日が空虚になっていくことを感じ取っている。

少し前に、女性のライフスタイルに関する講演を聴いたことがある。既婚・未婚/派遣・正社員という観点で女性の、階層意識をアンケート調査したのだそうだ。未婚/派遣の女性は年齢が上がるにつれて自信を失っていき「負け組」という意識を持ってしまう。一方で派遣であっても結婚することによって、「勝ち組」との意識をもてるのだそうだ。

この映画に出てくる女性は、たぶん30前の女性。結婚に憧れる1人の主人公以外は、それほど結婚には固執していない。しかし、他の女性は歩合制のイラストレータ・デリヘル嬢を含み基本的にパート社員。すでに夢見る頃は過ぎている年齢。それだけに漠然とした不安は大きく彼女たちを覆ってくる。

女性の時代と言われる現代、決して女性も楽ではないようである・・・・恋に愛に仕事に。

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公式サイト「ストロベリーショートケイクス

2006年09月03日

エキストラ@「アキハバラ@DEEP」w

映画「アキハバラ@DEEP」

今日公開とともに見てきました。まあ、娯楽作品として作られているようです。印象に残ったのは、山田優ちゃんのすっぴん系の笑顔かも。

と、冗談はさておき、この前のエントリーでも書いたのですが、原作を読んだのがきっかけで、映画の方も気になっていました。7月に入って、映画の撮影が始まっているとのことがネットで流れていました。サイトを確認していると、なんとエキストラを募集しているではありませんか。しかも、非常にユルイ内容、事前登録で、後は当日参加してくれればいいとのこと。映画好きにとっては、またとないチャンス。映画撮影の現場の様子を体験できる。

サイトから申し込むと、すんなり通ってしまいました。7月でしたので少し忙しい時期予定を調整して、何とか参加(汗)。現地とは、茨城県庁とのこと????


まぁ現場はなかなか活気があふれていますよ。県庁をライトアップするために、ものすごい光量のサーチライトを設置するとともに、あちらこちらに、細かい蛍光灯を配置し、落ち着いた感じの県庁を、華やかなITビルに変えていました。エキストラもそれは多数かき集めていて。クレーンを持ってきて、高い視点から撮影。助監督は絶えず大きな声を出しながら、全体を盛り上げていましたし。

私の出番は、「零時売り」の場面なんだそうです。本社ビルでの発売イベントのいわゆるその他大勢。私の後ろを、最近ブレイク中の「成宮」くんが駆け抜けていきました。で、上映の映画では・・・・。・・・・。・・・。

映画を見て知ったのですが、オープニングの後に使われた場面だったのですが。いや~ぁ その他大勢とはまさにその他大勢。一瞬たりとも映っていませんでしたよ。爆

その日は11時くらいで一段落、小休止の後、この後は朝までの撮影になるとか。次の日は仕事でしたので、4千円の日当をいただき早々に失礼しました。


知らなかったですが、茨城県庁は色々な撮影に使われているんだそうです。「県庁の星」「医龍」「仮面ライダー」などなど・・・

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零時売り