MI3 イーサンハントの苦悩
帰宅の時間が、少し早かったので、最寄りのワーナーマイカルでMI3を見てきました。昔のテレビ版以来このシリーズは好きなんですよね、いわゆる秘密兵器系。そういった意味では007なども同じようにわくわくするのですが。
MI3はトムクルーズにとって三作の連作作品の1つ。同じシリーズといいながら、第1作からは10年目となる作品、MI2からは6年ぶりともなる。主人公のイーサンハントはめでたく結婚することとなる、しかしお相手はエージェントではなく、一般の市民。そこで問題となるのが、真実を打ち明けるか否か。
まあ、スパイ映画といえば、007などにも代表されるように、主人公の超人性をいかにも真実そうに描くのが定番。まあこの仕組みを一歩踏み外してしまうと、単なる荒唐無稽のお話となり、いわゆる「お話」になってしまう。「真実は小説より奇なり」との言葉が示すように、実は小説は「真実(リアル)」から離れられないという宿命があるのである。
超人的なエージェントであるイーサンハントの悩みを描くことにより、より真実みが増すというもの。同じような悩みを抱えるエージェントと言えば、シュワルツネッガーが「トゥルー・ライズ」で演じる「ハリー」。あと、ブラッドビットが「Mr.&Mrs.スミス」で演じる「Mr.スミス」。なさそうなテーマでありながら、結構使い回しているのが不思議。
3作を比べてみると個人的には、「Mr.&Mrs.スミス」「トゥルー・ライズ」の方が、良かったような気が。ありそうにもない話しなので、ありそうにもないように描いてもらった方が、楽しいのかも。トゥルー・ライズでは最後に奥さんまでがエージェントになってしまったり。Mr.&Mrs.スミスでは、真実が分かると、実は夫婦共にエージェントであったり。
でもMIシリーズの中では、MI3が一番良かったような気がします。1作目は結構シリアスに描かれていましたし(深刻なのは好きなのですが、トムクルーズには似合わないのかも)。2作目はあまりにファッショナブルなラブストーリーで、ちょっと女性向けかなと。そういった意味では、追い込まれたピンチにチームで立ち向かっていくという、「オリジナルのMI」シリーズに立ち返っているような気がしました。人間イーサンハントが前面に出ていて、画面を見ながら結構感情移入してしまいました。楽しめた作品です。
実は、トムクルーズの作品は結構好きなのです。マイノリティーレポート・MIなど、DVD持っていますし。
