アキハバラ@DEEP そしてアキバ
もう一年前のことになるだろうか、たまたま入った書店で平積みになっていた本。アキバを生活の場所としている、オタクたちの物語。
あるサイトで出会ったオタクたちが、アキバの町で傷つきながらも、懸命に生きていくオタクたち。最近ドラマとしてテレビでも放映中、9月には映画も上映予定とか。
私とアキバとの出会いは古くて新しい。地元から都内まで通勤していた親父に連れられて、始めてアキバに行ったのは、たぶん小学生の頃の交通博物館だったと思う。新幹線の運転席を見たり、蒸気機関車の機関を見たり、あいにくその後テッチンになることはなかったが。それが私とアキバとのファーストコンタクトだった。帰宅途中ごみごみとしたパーツショップは何か宝の山のような不思議な光を放ってるように見えたw
その後私の中にアキバが浮かび上がってくるのは、比較的最近のこと。職場に新人が入り、彼のホームグランドであるアキバに連れて行ってもらったところあたり。アキバの町には***真理教なるものがあり、ショップの中には、「内閣室行き」と書かれた荷物があり、その意味が分かったのは、あの事件の後であった。
その後、PCを自作したりするにつれ、比較的頻繁にアキバに訪れるようになった。その後のアキバの変遷はただ驚くばかり。都内の掃きだめのようなアキバ。ゴミゴミとして路次裏通りにはまるであの世への入り口がぱっくりと開いているかのようなアキバの猥雑さ。きっと何人かは、神隠しに遭っているはず。
そんなアキバが新しい町へと変わろうとしている。電気街の様相は次第になりを潜め、アニオタの町としての様相もひょっとすると消えていってしまうのかもしれない。アキバの意味を知らない、熱血爽やか系兄弟(ちょい右翼)の、**都知事によって去勢され、爽やかな町に変わっていってしまうのかもしれない。この作品も何年か後には単なる昔話の作品となってしまうのかも。
道玄坂のガード下の古本屋が無くなり、戦後のアーケードのような街並みが、表舞台から遠くなり、裏の裏にまで入り込まないと、その原風景を見ることが出来なくなった渋谷。ひょっとすると、アキバもああなってしまうのかも。
p.s. 関東で「秋葉」といえば、「秋葉神社」の事を指す。どこの家の台所の柱にも、「秋葉神社」のお札が貼ってあった。火災よけのお守りだったのだそうだ。「秋葉様(アキバサマ)」などと呼ばれている。
実は、映画のエキストラにも参加してしまいました > 参照 汗
