車とネットワーク(1)
自動車メーカー各社、車とネットワークをどの様に活用していこうか、その取り組みはさまざまです。その一方で、すでにGPSというネットワークを利用してナビゲーション機能を作り上げた、カーナビ業界も、自動車メーカーの車開発に独自の視点を提供しようと躍起になっています。私も単なる一般ユーザーなので、業界がどの様に動いているのか知るよしもありませんが、どうも「ITS(高度道路交通システム)」という法人が中心となって、活動しているようです。
また、ITSの第11回世界会議が2004に名古屋で開催されたことから、自動車メーカーや国の活動が活発になっているようです。
ホンダの取り組み 「ITS世界会議 愛知・名古屋2004」Honda出展概要について
ここを見ると、現在ホンダが実用化し始めている、さまざまなネットワークを利用した機器の方向が見えてくる。
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インターナビプレミアムクラブ |
| 2003年9月に世界で初めて実用化したフローティングカー情報サービス「プレミアムメンバーズVICS」(会員の車がVICS※情報が提供されていない道路を走行した際の走行状況を収集して、よりきめ細かい交通渋滞情報を提供する)、ドライブに必要な気象情報をリアルタイムで提供する「インターナビ・ウェザー」などの実演。 |
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VICSは財団法人道路交通情報通信システムセンターの登録商標 |
現在、「ホンダ インターナビ・プレミアムクラブ」としてサービスを始めている。
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ITモンパル(コンセプトモデル) |
| 自車の情報を発信すると同時に受信した他車情報から接近状況を判断し、衝突の危険が高い場合に運転者に情報提供を行う車車間通信機能を採用。他のドライバーがモンパルを発見しやすくするための灯火器や、他車両が接近した時に点滅するハザードを採用。また、リアビューモニターを採用し、後方視界をモニターで確認できる。 |
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車車間通信シミュレーター |
| ひとつの街を想定したバーチャル空間で、二輪車・四輪車・電動車いす「モンパル」が相互に通信をしながら相手に自己車両の存在を知らせ、衝突などの事故を防ぐ車車間通信を体験できる。また四輪ドライビングシミュレーターでは2003年6月にインスパイアで実用化した、走行状態、前走車との距離や相対速度から追突の危険性を判断して警報によりドライバーに回避操作を促すとともにブレーキを制御して速度の低減を行う、世界初の追突軽減ブレーキ(CMS:Collision
Mitigation brake System)+E-プリテンショナーの作動を体験できる。 |
個人的には、非常におもしろい仕組みと、期待している仕組みなのですが。車一台一台が、簡単な端末を持ち、端末同士が、通信をし合い、ローカルなネットワークを作ってしまおうという仕組みなのだそうです。例えば、自然渋滞が発生したとしましょう。渋滞に巻き込まれた私は、どこまでこの渋滞がつながっているか知るよしもありません。しかし、対向車線の車は、当然のごとく、私が巻き込まれた渋滞がどれくらいつながっているかを知っています。それを、車どおしで、情報を共有し合おうというのです。大がかりな仕組みは必要のないところが、実に楽しいじゃないですか。
【メッシュネットワーク実験】車車間通信の本命は「砂漠」にあった
とりあえず、ホンダは既存の通信ユニットとして、ウィルコムを選んだようです。帯域は確保できませんが、通信コストが低いところに注目したのでしょう。これを足がかりとして、どの様な仕組みを開発していくのかが楽しみです。
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